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『信GO!』アプリを体験しました!

『信GO!』(しんごー、と読む)は、高齢者や障害者などの歩行者に、交差点名称や歩行者用信号の灯色を音声や、振動などで確認することができるスマートフォン向け(一部のガラケーを含む)のアプリケーションです。アプリをダウンロードすることで使用できます。また、設定によって、音の変更や振動パターンなどが変えられます。

先日、協会で信GOアプリをデモ信号機で体験させていただきましたので簡単にお知らせします。

大まかな仕組みについて

このアプリは、信号機に取り付けた発信装置からの電波を受信することで、『何という交差点の何方向の信号が青なのか、赤なのか』という情報を知らせてくれます。情報はスマートフォンの音声読み上げ機能(合成音声)を利用します。アプリは無料かつ特別な利用手続きや登録なども不要ですので、視覚障害だけではない交通弱者の方にも広く利用できるのが特長です。

このシステムは、2020年4月から一般道に設置が始まり、既に静岡県や宮城県仙台市をはじめ100カ所以上で稼働しており、視覚障害者の安全な歩行に役立っています。

実際の動作・操作の流れ

デモ会では、実際に道路で使われているのと同じ型式の信号機を用い、アプリを入れたスマートフォンを持ってこの信号機に近づくとどのように案内がされるかを体験しました。

1.交差点に接近すると、
『高度化PICS』(信号機に取り付けられた発信機)が設置された交差点に接近すると、スマートフォンの『信GO』アプリが音声・振動などにより交差点に接近したことを通知します。通知と同時に、画面でもサービス提供をはじめます。

音声による通知は、「福祉センター前交差点」「南北方向が青」「東西方向が赤」のように読み上げられます。

2.交差点に到着すると、
信号の色を画面と音声で通知します。また、残り時間(もうすぐ変わる時など)も通知します。

音声による通知は、「南北方向が赤になりました」「東西方向が青になりました」「南北方向の赤がまもなく終了します」のように読み上げられます。

3.渡りたい方向の青信号を延長したいときは、
押しボタン式延長機がついている交差点では、携帯画面をどこでもいいので長押し(または音声入力)すると、青信号の時間を延長することができます。

この時、音声による通知は、「東西方向は青延長の制御が可能です。延長しますか?」と読み上げられます。ここで、画面を長押しするか、「はい」と言うことで延長が可能になります。延長操作をすると「青延長の要求中です」「要求を受け付けました」と読み上げられます。

アプリを利用する様子のビデオ

このアプリがどのように視覚障害者を音声で情報を伝えるのか、ご参考いただくビデオをご用意しました。以下の『再生する』ボタンをクリックしてご覧ください。音量調整は『音量上げ』『音量下げ』で行ってください。

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